Q1
2018年に出展くださったtroncoさん。
今年の「工房からの風」には、どのような作品を出品されますか?
A1
革でできる日常に寄り添う道具を制作したいと考えています。
一本に繋いだ革ひもを立体に編み上げた革のかごバッグ。
仕事や趣味の愛用品を収納できるお道具入れ。
栗や泥、桜で染めた帆布のお道具入れもあります。
刷毛で染めて色を施したルームシューズ。
くしゃっとしたシワをつけることで、履き始めから足に馴染みます。
その他革小物も展示します。
Q2
troncoさんが特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。
A2
靴の学校を卒業してから購入したミシンは10年の付き合いになり、一番活躍してくれる道具です。
わたしが焦っているときやイライラしているときに糸が絡まったり、動きが悪くなったり。
心穏やかに向き合うようにしています。
Q3
troncoさんが自作以外で、大切にされている、あるいは、愛用されている工藝品をひとつ教えてください。
A3
篠竹の市場かご
普段は家で収納用に使用していますが、ワークショップのときや展示のときの荷物入れにも使用しています。
今回展示をするかごバッグを作るきっかけになったかごの1つです。
竹は使っていくと経年変化で色が変わっていくので、革と共通点があります。
これからの変化も楽しみに使っていきたいです。
tronco、立花怜己さんは建築を学ばれてものづくりの道に進まれた方。
手仕事ならではの温度を感じる作品ですが、すっきりと構築されたデザインが魅力的です。
革と帆布を使った幅広い作品アイテムながら、デザインの目が一本きりっと通っているところも、ぜひご覧ください。
troncoさんがの出展場所は、ニッケ鎮守の杜、おりひめ神社の脇。
aeiさんの隣です。
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